社内掲示の印刷サンプルを刷新・施工しました
2017年11月09日
弊社では、ご来社いただいた方々にご覧いただける印刷物サンプルが、社内のさまざまな場所に掲示されています。そのなかの1つとして、弊社2階エレベーターホールでは、
大判プリンタで印刷を行なった透明フイルムと塩ビシールのサンプルが、窓ガラスと鉄製トビラにそれぞれ施工されています。
弊社の大判プリンタはさまざまなメディアに対応していますが、各メディアの施工例として今年の5月に掲示しました。春から初夏の風景を意識したデザインを施しましたが、約半年が経過し季節感がともなわなくなったので、新しいデザインに刷新・施工することにしました。(ちなみに当施工例は各メディアの耐久性検証も兼ねていましたが、色あせや剥がれといった劣化は見られませんでした)
では、新しい印刷サンプルを紹介しつつ、施工作業時の様子を簡単にレポートします。
[窓ガラスの施工例と作業の様子]
メディアは透明フイルムを使用。空部分は通常印刷を行い外の様子が透けて見えるように、街の風景部分は通常印刷の下地に白印刷してあまり透けないようにしました。
白印刷を施した部分も太陽光はよく通すので、ホールは暗くなりません。
天気の良い日は、とてもきれいなフィレンツェの景色が広がります。仕事の合間に少しだけ旅行気分を味わっています!
弊社が採用している透明フイルムは、粘着糊不使用の「自己吸着」タイプというメディアです。貼り直しが可能で、跡も残らずキレイに剥がせます。また、窓ガラスに希釈した中性洗剤を吹き付け、ヘラ等でなじませながら施工した結果、位置合せが簡単にかつ、気泡もキレイに抜けた施工をすることができました。
[鉄製トビラの施工例と作業の様子]
白色の塩ビシール(強粘着糊タイプ)を使用。隠しトビラをイメージし、本棚の写真を印刷しました。一瞬「あれ、出口はどこ!?」と思ってしまうほど自然に見えます。
また、大判プリンタの印刷と同時に行う「ハーフカッティング機能」により、ドアノブや錠前部分をキレイに抜いた状態でシールを剥離紙から剥がすことができました。
施工作業は窓ガラスと同じく、希釈した中性洗剤を吹き付け、位置を合わせて剥離紙を少しづつ剥がして貼っていきます。
今回の貼り替えは、窓ガラス・鉄製トビラを合わせて計4名で作業、約2時間ほどで完成しました。ガラッとホール全体の印象が変わり、目を引く仕上がりになったと思います。
今後もさまざまな印刷サンプルを作成し、当ブログにてお知らせしたいと思います。
また、当記事が気になった方はぜひお問い合わせください。季節にあわせた室内デコレーションや期間限定の販促ツールなど、みなさまのお役に立つご提案をさせていただきます。
(N.S)